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2017-06-08

◆神社のお参りの仕方 その10 ~氏神様~

「神社の神様にご助力を頂くには?」というテーマでブログを続けています。

今回は最も大切にしなければならない神社についての話をします。

最初に結論を言えば、人が最も大切にしなければならない神社の一つは、今住んでいる場所の氏神様である。



昨今、本屋さんに行くとまたスピリチュアル系の本が出て来ている。今は龍神さまについてのものが多いか。

それらの本や、SNSの投稿を見ると、「どこどこの神社が良い」とか「〇〇神社へ行った」というものをよく見かける。

お寺は殆ど出てこない。



今でこそお寺と神社は明確に分かれているように思うが、江戸時代以前は両方が一つの場所で祀られていた。神社にお堂や仏像が普通にあったのだ。

 
最近、いろいろと調べるうちに分かりかけて来たが、昔の日本の宗教は神社と寺、そして易学などの陰陽道、そのそれぞれが、それぞれに複雑に絡み合っており、神道・仏教・陰陽道は一つの大きな柱だったようだ。


明治政府が国家宗教を神道と決めたことで、仏教・陰陽道は神道から外され弾圧を受けてしまった。 ばらばらになってしまったことで、現代人にとっては理解が難しくなってしまったように思う。


例えば調べていて知ったことだが、神社の川や滝などで行う禊には、人型の依代を用いるが、これは陰陽道から来ている。お符もそうだった。この話はまたどこかでするかもしれないが、今の神道と、江戸以前の神道は随分違うように思う。


特に神道に関する本を読んでもあまり記されていないのが、荒魂のこと、つまり祟り神や疫病神のことである。


祟り神、荒ぶる神を祀る神社の多くは陰陽道系の神々が多い。そんな神社はまだ信仰の対象になり、祀られているからまだ良いのかもしれないが、世の中には祀られぬ荒ぶる神々も多い。そう、想像以上に多いのである。


そんな怖い神から氏子を守ってくれるのが氏神様である。自分の住んでいる土地の神様が氏神様だ。氏神様はもうそこにいらっしゃるだけで有り難い存在なのだ。


しかし、そんな氏神様も、周辺の人口減や、祭りの中止、参拝客の減少なので力が弱くなる。そうなると降って湧いたような災難が実際に起こることがある。(神社と自宅の位置関係も考慮。対処法もあるにはある)


まずないと思うが、神社を移動したり、鳥居を撤去したりすることでも災難が出ることもある。もし自分の近くの神社で、よく分からない理由でこのようなことをするという場合は、何とか反対して頑張った方が良い。


氏神様がそこにあるのは、理由があるからそこにあるのである。


話がそれてきたので戻すが、今自分が住んでいる氏神様は、氏子を疫病神から守ってくれている有り難い神様だ。氏神様のお祭りには積極的に参加したり、普段から感謝の気持ちでお参りすることはとても大切なのだ。


無論、相手を知ることも必要であるし、なぜそこにその神社があるのか、神社の歴史も知ることも理解する上にはかかせない。


そして氏神様へのお参りを心がけたり、中々お参りに行けない時は、自分の中の内神さまを通して、地元の神様への感謝を習慣にすることが結果的に地元の神様の力を強くすることにもなるのだと思います。



児玉白山神社お祀り



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プロフィール

紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
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