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2015-05-14

◆「道成寺 其の弐」

道成寺の境内を散策していたら、見た事の無い変わった造りの御堂があった。

道成寺12

建物の下の部分が目を引いた。

道成寺13

かなり入り組んだ造り方だと思った。
この建物は不動明王を本尊とする護摩堂であることから、護摩壇をイメージしているのだろうか?

境内を一巡したので、宝物館に向かった。
道成寺には古仏が多く残されている。

宝物館の中に祀られているそれらの古仏はどれも素晴らしいものであったが、
国宝に指定されている千手観音三尊像は素晴らしかった。

平安初期立像の千手観音だ。

道成寺HP
(画像はHPより)

よくも現代まで1000年以上も残ったものだ。
この像が造られてから現代に至って様々なことがあったのだろう。

どれだけ多くの人達が手を合わせたのか。
どれだけ多くの人達が祈りを捧げたのか。

仏像を美術品としてだけで見ていては観えないこともある。
菩薩や如来や天部の神々が、実際に存在すると信じて観るのでは違うと思う。

悩み苦しみを抱えた人達の祈りを、目の前の千手観音菩薩はどう向き合ってくれていたのだろうか・・・。

千手観音はその沢山ある手には、幾つもの持物がある。
それを一つ一つ見ていると、珍しいものが目についた。

今迄見た千手観音の持仏では無かったように思う。

それは板の様なものに掘られた厳しいお顔であった。

道成寺千手観音部分
(画像は図録より)

髑髏を持っているのは良く見かけるが、どうもそれとは違う。
この千手観音像は他の手に髑髏もあるからだ。

髑髏の意味は鬼神を操るということらしい。であるならあの厳しいお顔は何なのか?
このお顔を見た時の直観は「荒神さま」ではないかと思った。

そうだとするなら、また別の考え方も出て来る。

ともかく素晴らしい仏像なので、一度お参りされると良いと思います。

◆「道成寺 其の参」へ続く~


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プロフィール

紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
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