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Author:もみじhk
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| もみじの記録帳 古き良きものや、日々の気付き、思ったことを気ままに記録しています。 |
| 〜「うしおととら」について 最終回〜 |
金神様は祟り神としての姿が有名になってしまった。しかし、高島易断の暦についているイラストをよく見ると一概にそうとは言えないなと思った。イラストでは金神様は波の中の岩座に腰を下ろしているが、片手に剣を、もう片方は宝珠を持っている。次に足を見ると剣を持つ方の足は投げ出し、宝珠を持っている方の足は座禅のように折り曲げている。
これを見て、無礼な者には即座に立ち上がり剣で攻撃し、敬意を表す者には福徳を齎すのではと考えるようになった。
「うしおととら」に話は戻るが、潮ととらは妖怪にも怖れられるコンビだ。この二人を日本古来の金神様と考え、作中のラスボス、白面の者を大陸から来た大災厄として考えると、日本を守る為に金神様が大活躍する凄い話とも考えられる。
作者がそこまで考えているとは思えないし、いろいろな見方があると思うがこんな見方もあるという話でした。
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| 〜「うしおととら」について4〜 |
うしおは獣の槍という妖怪を滅ぼす槍に選ばれた少年だ。獣の槍は紀元前の中国で「白面の者(はくめんのもの:作中最強最悪の大妖怪)」を滅ぼす為にある刀工が自分の妹を炉にくべ、怨念と共に鍛え上げた恐るべき妖魔滅殺の鉄塊だ。槍を奮うものは変化し何れは槍に命を奪われてしまう。
作中では槍を持つ潮と、火と雷を纏う金色の妖怪とらは二体で一体の化け物として扱われていた。 前回のブログで金神様は古代の鉄(蹈韛)の神だと推測した。おそらくで始めるが、西日本にいた製鉄を生業としていた豪族がいて、その当時の権力者に滅ぼされた後、恐ろしい荒ぶる神となったのだろう。鉄には火が付き物だ。火を操るとら。鉄の槍を奮う潮。うしおもとらも元は人間(とらが元人間というのは後半明らかになる)こう考えると「うしおととら」は自分の考えている金神様の姿と被って観えてしまうという訳だ。
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| 〜「うしおととら」について3〜 |
漫画の話で始めたがほとんど金神様の話になってきたなぁ。…続けます。 前回も述べたが金神様はいくつも説がある謎の神様だが、私は日本の古代の神だと思っている。「金」という字は「きん」ではなく「かね」とも読める。「かね」はマネーのことではなく「鉄」という意味があるのだ。私は金神様は、古代の製鉄を生業とする豪族だったのではと考えている。 平安の時代から金神様を怒らせ、敵に回してしまうと大きな災難がふり掛かると信じられた。そうなると障りを受けた家は七人の死者が出ると言われる。これが「金神七殺」だ。家が七人に満たない場合、両隣に被害が及ぶとして怖れられたそうだ。
金神七殺と思われる民話は調べてみると西日本の方によく見かけられる。先の「かね」の話と民話の話を重ねると、日本古代の神と推測した訳だ。
これを踏まえて「うしおととら」の主人公の一人、獣の槍を奮う「うしお」を考えてみたい。
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| うしとらの由来 〜うしおととらについて2〜 |
以前、愛車でドライブ中、同乗者との話でたまたま金神様の話をしていた。「金神様はきっとこういう神様だと思う」というような話をしだした途端、「バキッ!」と音がし、フロントガラスが割れた (このブログで少し話しますがどうかお許し下さい)
さて、金神様の話は平安時代頃には人々に認知されていたようだ。学者や研究者の間でも金神様とはどういう神なのかいろんな意見がある。スサノオノミコトという説もあれば、大陸(中国)から渡来した神だという説もある。謎の多い神様だ 
昔から金神様は凶神と考えられてきた。他の方位の神々と同じく、金神様も毎年ぐるぐる東西南北場所を変えている。そちら(金神様がいる方位)にしてはいけないことをすると怒られる(キツイ障りを貰う)と云う。また、金神様の住まいともいえる定位置がある。それが北東だ。※1これは「鬼門」とも呼ばれ家相で言えば年度に関係なく、不浄なものや火に関するもの、神棚などは厳禁と言われている。
高島易断の暦の最初の方を見ると、八角形の盤図がある。中国では遁甲盤(とんこうばん)とも言う。この盤には東西南北とその年の神々の動きが記されているが、易学では方位を現すとき干支を用いて表記したりしていた。つまり子は北、卯は東、午は南、酉は西という訳だ。ここで先程の金神様の定位置を見るとそれは北東=丑寅となる。
「うしおととら」は作者も「うしとら」と略している。ここで一つの接点が出来た。鬼門の丑寅と金神様のお名前からイメージした金色の大妖怪「とら」が出来たんじゃないかと思う。
※1…詳しくは暦に載っていますのでこちらを参考にして下さい。
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| 暦の神々 〜「うしおととら」について〜 |
「うしおととら」の本編内容については読んでもらうとして、この漫画をすごく簡単に説明すると、二人の主人公、人間の「潮」と500年間妖怪を滅ぼす「獣の槍」によって封じ込まれていた、金色に輝く妖怪「とら(潮が命名)」の冒険活劇だ。なのでタイトルは「うしおととら」という訳だ。
神社を調べていくと段々と範囲が広がっていく。仏教は切っても切れないし陰陽道をはじめとする方位の神々も大事な存在だ。話は変わるが、このブログを御覧になっている皆さんはどんな新聞を取っているのだろうか?我が家では中日新聞を読んでいるが、年末か年始に暦の本を貰っている。高島易断の暦だ。これを開いて読んで見ると分かるが、日本には古来より(家を中心と考えて)各方位には様々な神が存在すると考えられてきた。暦には様々な神が登場する。吉神を○、凶神を●で表記されているが、その殆どは●、つまり凶神(祟り神ともいう)が占めていると分かる。敵に回したら最後災いを齎すというおっかない神々だ。
そんな●の神々の中で大昔から特に注意すべしと伝えられる神がいる。それが「大金神(だいこんじん)」様だ。
「うしおととら」をこの目線で観る。
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